エネルギー起源CO2排出量の削減
環境アクションプランでは、エネルギー起源CO2排出量原単位を用いて活動を評価しております。
LED照明への切り替えや、高効率空調への更新、エネルギー管理システム(FEMS)の導入など様々な省エネ改善施策を推進します。2021年度のCO2排出量は6.7千トン、エネルギー起源CO2排出量原単位は、2018年度比で76%となりました。
エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)に基づく、「事業者クラス分け評価制度」において、東芝ライフスタイルが2015年から2019年までSクラス(優良事業者)と評価され、その後のエネルギー使用量削減により省エネ法の指定対象外となりました。東芝コンシューママーケティングは、2015年より7年連続で、東芝ホームテクノは2019年より3年連続でSクラスと評価されています。
エネルギー起源CO2排出量原単位の推移

※CO2排出量の算出に用いる電力CO2排出係数は受電端係数:2018年度は0.463kg-CO2/kWh、2019年度は0.444kg-CO2/kWh、2020年度以降は0.441kg-CO2/kWh
事例紹介
工場エネルギー管理システム/東芝ホームテクノ

エネルギー管理システム
東芝ホームテクノでは、エネルギー使用状況をリアルタイムで把握。
エアー量や水量などを遠隔で操作・調整することができ、徹底的な使用量管理により省エネを実現。
太陽光街路灯の設置/東芝ホームテクノ

太陽光街路灯
東芝ホームテクノでは、工場周辺の街路灯を太陽光パネル一体型の街路灯にすることによる省エネ化。
製品物流CO2排出量の削減
東芝ライフスタイルは、製品輸送時のCO2排出量の削減に向けて、輸送距離の削減やモーダルシフト※の拡大、積載効率の改善などに積極的に取り組んでいます。
環境アクションプランでは、製品物流CO2排出量原単位を用いて活動を評価しております。今後も、製品輸送時のCO2排出量削減に向けて取り組みを推進していきます。
※トラックや航空機による輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶輸送に転換すること
国内製品輸送にともなうCO2排出量原単位の推移

事例紹介
物量変動の大きい荷物の鉄道輸送化
利用運送会社様に対して、受注データを2時間ごとに連絡することで、集荷配達車両と鉄道輸送枠を確保し、柔軟なコンテナ出荷に繋げることができました。これにより変動が大きい荷物に対しての全量鉄道化を実施しました。
輸送区間:神奈川県~北海道

ホームへの接車状況

コンテナへ積みつけ状況