廃棄物総発生量の削減
環境アクションプランでは、廃棄物総発生量原単位を用いて活動を評価しております。
廃棄物の分別・回収による再資源化や、発生量の抑制に取り組むなど、廃棄物総発生量の削減活動を推進しています。
生産工程での廃材削減や、廃棄プラスチックの再利用、サプライヤーとの調達部品梱包材のリターナブル化等の取組みを継続し、2021年度の廃棄物総発生量原単位は、2018年度比で77%となりました。今後も廃棄物管理を強化し継続的な廃棄物総発生量原単位の改善をめざします。
廃棄物総発生量原単位及び廃棄物量の推移

廃棄物最終処分量の削減
東芝ライフスタイルグループでは、持続可能な循環型社会の構築のために、廃棄物最終処分量(最終埋め立て処分量)をゼロとする廃棄物ゼロエミッション※を達成し、その活動を継続しています。
※廃棄物ゼロエミッション:最終処分率(廃棄物埋立量/廃棄物総発生量)0.5%以下を定義
廃棄物最終処分量と最終処分率の推移

事例紹介
発泡スチロール廃棄物の減容による再資源化/東芝ライフスタイル 愛知事業所
東芝ライフスタイル愛知事業所では、事業所で発生する発泡スチロール廃棄物全量を減容機にてインゴットにし有価値化することで、発泡スチロール廃棄物を再び原料として再資源化(マテリアルリサイクル)を行っています。
発泡スチロール減容機
発泡スチロールインゴット
新潟県優良リサイクル事業者表彰/東芝ホームテクノ
東芝ホームテクノでは、社員教育等を通じて、廃棄物の管理方法、分別方法や、廃棄方法、廃棄場所等を周知徹底するとともに、材料毎に専用の分別箱を設置するなどの取り組みを行い、廃棄物をマテリアルリサイクル(製品材料への再資源化)、サーマルリサイクル(熱回収)等で有効に活用しています。資源有効活用の取り組みが評価され、新潟県優良リサイクル事業者表彰を受賞しました。

新潟県優良リサイクル事業者表彰

廃棄物中央集積場
水使用量の削減
環境アクションプランでは、水使用量原単位を用いて活動を評価しております。
世界的な水問題への関心の高まりに対応し、水資源管理を推進しています。東芝ライフスタイルグループでは、特に洗濯機の開発・製造や部品の塗装工程など多くの水資源が用いられております。
東芝ライフスタイルグループでは、生産工程排水を排水処理施設にて処理した排水の一部をトイレの洗浄水に再利用や、冷却水の循環利用などの管理を継続し、2021年度の水受入量原単位は、2018年度比で51%となりました。
今後も水資源管理を強化し継続的な水受入量原単位の改善をめざします。
水受入量原単位の推移

事例紹介
排水処理水のリサイクル利用/東芝ライフスタイル 愛知事業所
東芝ライフスタイル愛知事業所では、生産工程や開発試験等からの排水を排水処理施設で処理し、その水の一部をトイレ洗浄水にリサイクル利用しています。
