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東芝電気洗濯機75年の歩み

国産電機洗濯機誕生75年の歴史 昭和5年(1930年)東芝が国産代1号の電気洗濯機をつくりました

 
 
国産1号機の誕生
 昭和5年に芝浦製作所が、アメリカの技術を導入して製造販売した洗濯機が「ソーラーA型」です。これが日本で初めての洗濯機となりました。当時は電気洗濯機というだけで珍しく、洗濯機は主婦にとっては憧れの製品のひとつでした。昭和の初期といえば、女性は家事に追われる日々を送っていた時代です。とりわけ洗濯は、家族分の洗濯物をたらいと洗濯板でゴシゴシ洗っていたのですから、たいへんな重労働でした。「ソーラーA型」は、当時の値段約370円で発売されました。その頃の銀行員の初任給が約70円でしたから、庶民にとって電気洗濯機は、まだまだ高嶺の花でした。
 
攪拌式 ソーラーA型(昭和5年)東芝が開発した国産洗濯機1号機
攪拌式 ソーラーA型(昭和5年)東芝が開発した国産洗濯機1号機
三種の神器 〜生活近代化の花形として〜
 経済復興の足音が聞こえてきた昭和20年代後半から、皇太子殿下(現在の天皇陛下)のご成婚など明るい話題に包まれた昭和30年代前半にかけて、”東芝の「P型」”と呼ばれ好評だったのが、昭和27年に発売した小型攪拌式洗濯機P型です。この時代、冷蔵庫、白黒テレビ、洗濯機が「3種の神器」としてもてはやされました。
昭和30年には日本初のタイムスイッチ付き洗濯機VB−3型を発売しました。当時、消費者部長の山田は「奥様は、1年で象一頭を丸洗いしているんですよ」「お洗多苦」といった洗濯労働の大変さをわかりやすく表現し、街頭の実演販売で注目を集めました。また洗濯をしながら、ほかの家事が出来るという効率的な家事の提案を行い、噴流式初期の洗濯機業界をリードしました。
昭和31年には、日本初のドラム式全自動洗濯機DA6型も発売しています。
攪拌式 P型(昭和27年)東芝の「P洗」と言われ、ヒット
攪拌式 P型(昭和27年)
東芝の「P洗」と言われ、ヒット
攪拌式 P型(昭和27年)東芝の「P洗」と言われ、ヒット
噴流式 VB-3型(昭和30年)
国内初のタイムスイッチ付、
スタイリッシュなボディで人気
ドラム式 DA6型(昭和31年)日本初のドラム式全自動洗濯機
ドラム式 DA6型(昭和31年)
日本初のドラム式全自動洗濯機
二槽洗の全盛期 〜時代ニーズへの対応〜
 昭和40年代は二槽洗の全盛期でした。それまで脱水は手回しのゴムローラーが主流で、主婦には決して楽な作業ではありませんでした。
東芝は昭和41年に二槽式洗濯機「銀河」を発売し、二槽時代の幕を開きました。二槽洗の登場で洗濯労働は随分軽減されましたが、それでもなお洗濯槽と脱水槽の衣類の移し変えなど、1度の洗濯で24回もの作業が必要でした。
昭和55年、「時間半分・水半分、脱水槽ですすぎができる同時進行のシャワーリンス銀河(二槽洗)」が登場。節約意識の高かった時代ニーズにあって、この商品は大ヒットしました。この頃より、家事は手早くすませて、もっと自分の時間にゆとりをもちたい、そんな考え方が女性の間で次第に高まっていったのです。
二槽式洗濯機 VH-8000(昭和41年)二槽式洗濯機「銀河」発売、洗濯機は一槽式から二槽式の時代へ
二槽式洗濯機 VH-8000(昭和41年)
二槽式洗濯機「銀河」発売、
洗濯機は一槽式から二槽式の時代へ
シャワーリンス銀河 ASD-500N(昭和55年)電気洗濯機50周年記念商品「時間半分・水半分、同時進行のシャワーリンス銀河」
シャワーリンス銀河 ASD-500N(昭和55年)
電気洗濯機50周年記念商品
「時間半分・水半分、同時進行のシャワーリンス銀河」
全自動洗濯機時代 インバーター技術の登場
 昭和60年代に入ると女性の社会進出が増え、それとともに洗濯機に対するニーズは一層多様なものになってきました。この頃から洗濯機にもマイコン制御が取り入れられ、全自動化が進みました。
平成2年、洗濯機60周年を迎えた東芝は、国内初のインバーターファジー制御全自動洗濯機を発売しました。翌平成3年には、全自動洗濯機の出荷台数が二槽式洗濯機を上回りました。
平成9年、「早朝、深夜でも洗濯したい。しかも手間をかけずに」といったニーズに応えて「DDインバーター銀河」を発売。洗濯機のイメージを変えた「静かな洗濯機」として大ヒットしました。
AW-50VF2(全自動洗濯機)平成2年 電気洗濯機誕生60周年記念商品 インバーターファジー制御全自動洗濯機
AW-50VF2(全自動洗濯機)
平成2年 電気洗濯機誕生60周年記念商品 
インバーターファジー制御全自動洗濯機
AW-B70VP(全自動洗濯機) 平成9年 静かさで大ヒットした「DDインバーター銀河」
AW-B70VP(全自動洗濯機)
平成9年 静かさで大ヒットした
「DDインバーター銀河」
洗濯乾燥機時代の到来、時代ニーズに対応した洗濯機へ
東芝洗濯機 75周年の記念モデル 平成12年、東芝は「DDインバーター」を搭載したドラム式洗濯乾燥機(以下ドラム式)を発売しました。それまでの常識を覆す洗濯機の低騒音と低振動、そして軽量化を可能にしたことに加え、1台で乾燥までできるようになったことから、ドラム式の需要を喚起し、洗濯乾燥機という市場を作り上げました。
平成16年には、洗濯・乾燥の仕上りの良いトップインタイプのドラム式と省エネタイプの全自動型の洗濯乾燥機を発売しラインアップも拡大しました。そして現在、洗濯機総需要に占めるドラム式の割合は20%(5台に1台)まで増えてきています。
 昭和5年以降、東芝は約3900万台の洗濯機を市場に送り出し、2005年中には4000万台を越えるものと思われます。今回発表の新製品は、75周年の記念モデルとなります。
新製品は、定評のある低騒音を更に進化させた上、洗濯・乾燥の仕上がりのよさやスピードなど、圧倒的な基本性能の向上を図り、時代の求める性能に対応しております。
東芝は、これからも時代に先駆けた技術で、常に時代のニーズにあった洗濯機の提案を続けて参ります。
 今後とも、東芝洗濯機をよろしくお願い致します。

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