家電量販店の店頭で、
店員さんやお客さまへ
製品の魅力を伝える。
会社のデスクとは別に、自分が担当する家電量販店に足しげく通い、店員さんやお客さまに自社商品をご紹介するのが私たちの仕事です。最初はチューター役の先輩と行動し、ひととおりの業務を覚えたら、あとは自分の工夫次第。「店頭でこんな実演をしよう」とか、「店員さんに向けた新製品の勉強会をいつ開こう」とか、お店側や先輩方に協力してもらいながら、思ったことをどんどん実行できます。
また、そうした活動のなかで得られた、「この機能がほしい」とか「こういう商品が人気」といった市場のリアルな声を、社内の開発担当に伝えるのも重要な役割です。とくにニーズが多ければ、驚くほど早く製品に反映されるので、報告のしがいがあります。


大切なのは、
自分の思いを押しつけず、
相手の思いに近づくこと。
じつは最初から営業職をめざしていたわけではなく、配属が決まったときは「それほど押しが強くない自分に務まるのか?」という戸惑いも。けれど、目先の成果にこだわらず、ひとりひとりの成長や提案力を評価してくれる部のおかげで、どんどん営業活動が楽しくなってきました。
店頭に立ってみると、「自分の説明したいこと」よりも「相手の求めること」を考える方が大切なのだと、よくわかります。まだ上手に説明できない新人の頃、「親切だったので」と私から買ってくださったお客さまから、後日、「いい商品で東芝びいきになった」と声をかけられたことがあって。たった一度きりの未熟な接客でも、相手に心を尽くすことで、ブランドに貢献できたのだと嬉しく感じました。
周りに支えられつつ、
自社製品の魅力を
より多くの方へ。
もちろん、より的確に相手の要望に応えるためには、深い製品知識が不可欠です。ただし、店頭に並ぶ多様な自社製品のすべてを知り尽くすのは容易ではありません。そこで頼れる味方となるのが、社内にいる各分野のエキスパートです。ほかにも、勉強会の資料を作成してくださる販促チームや、困ったときはすぐに電話で相談できる上司や先輩、同僚など、たくさんの方々が店頭に立つ自分を支えてくれています。
私がこの会社を志望したのは、自社製の洗濯機で家事が楽になったと喜ぶ母の姿を見ていたから。これからも、ひとりでも多くの方に、より快適な暮らしをお届けできるよう、製品とお客さまをつなぐ架け橋になっていきたいです。
