野菜の鮮度とおいしさを保つ
冷凍冷蔵庫「VEGETA(べジータ)」シリーズの発売について

-業界初注1、下ゆでせずに生野菜をそのまま冷凍できる
「野菜そのまま冷凍」モード搭載-

 

2010年09月21日

東芝ホームアプライアンス株式会社

当社は、冷凍冷蔵庫の新製品として「W(ワイドレンジ)‐ツイン冷却」と「ピコイオン」除菌注2機能の搭載により、野菜の鮮度とおいしさを保つ「VEGETA(べジータ)」シリーズ4機種GR-D62F、GR-D55F、GR-D50F、GR-D47Fを10月16日から順次発売します。

新製品は、ツイン冷却機能にPMV(パルスモーターバルブ)による高精度な冷媒流量制御を加えた「W‐ツイン冷却」と、「ピコイオン」放出量を従来機種比約3倍注3とした新「ピコイオン」ユニットの搭載により、食材の鮮度保持能力と除菌注2効果を高めました。特に野菜室では「W‐ツイン冷却」と新「ピコイオン」ユニットによる、約95%注4の高湿度、温度安定性、除菌注2の効果で、野菜の鮮度とおいしさを保ちます。「ピコイオン」の放出量を約3倍と増やしたことにより、野菜室の他、冷蔵室、チルド室、卵ケースの除菌注2も可能となりました。また冷蔵室用冷却器についた水分を利用するため、給水もお手入れの手間も不要となりました。野菜、食材を取り出す際にかがむ必要のない「まん中野菜室」のレイアウトです。

また、新たに採用した業界初注1の「野菜そのまま冷凍」は、野菜を下ゆでなしで生のまま冷凍できる専用モードです。PMV搭載の「W‐ツイン冷却」により高精度の冷凍能力でゆっくり冷凍することで、野菜の組織へのダメージを抑えることが可能になりました。冷凍した野菜は、取り出してそのまま煮物料理や炒め料理などに使えます。野菜を下ゆでしないためビタミンC残存率も約1.3倍注5になります。さらに、「W‐ツイン冷却」による冷凍能力の向上により、業界最速注6の約50分での製氷が可能です。

  • 注1 野菜を生のまま冷凍できる専用モードを搭載。国内家庭用ノンフロン冷凍冷蔵庫において。2010年9月21日現在。
  • 注2 【試験依頼先】(財)日本食品分析センター、【試験方法】寒天平板培養法(冷蔵庫内環境における)、【除菌方法】ピコイオン噴霧による菌の除去、【対象場所】野菜室、冷蔵室、チルド室、卵ケース内【試験結果】99%以上の除菌効果を確認
  • 注3 当社1年前の製品、GR-B55Fでのピコイオン放出量1016~1018個/h。新製品GR-D62Fでのピコイオン放出量3×1016~3×1018個/h。当社試験結果からの計算値
  • 注4 食品負荷有り時、当社試験結果による。運転状況や食品の量によって異なります。
  • 注5 冷凍したブロッコリーのゆで解凍後のビタミンC含有量比較。(定電圧クーロメトリ法)下ゆでして通常冷凍:22.8mg、生のままの野菜を下ゆでなしで冷凍:29.0mg、当社試験による。
  • 注6 最短約50分で1回製氷。定格内容積501L以上の国内ノンフロン冷凍冷蔵庫において。2010年9月21日現在。
  • 注7 当社12年前のシングル冷却方式の製品、GR-Y40KCとの比較。

新製品の概要

形 名形 態定格内容積価 格発売日月産目標台数
GR-D62F6ドア
冷蔵室
両開き
618Lオープン2010年11月20日2千台
GR-D55F548L2010年10月16日4千台
GR-D50F501L2010年10月25日7千台
GR-D47F471L2011年 1月16日5千台

開発の背景と狙い

2010年度の国内における家庭用冷凍冷蔵庫の需要は、約430万台を見込んでいます(当社調べ)。省エネ志向、ライフスタイルの変化によるまとめ買い、節約志向の定着による大容量タイプへの関心の高まりなどを背景として、容量別では、引き続き451L以上の大容量冷蔵庫の構成比の増加傾向が予測されます(当社調べ)。

また、健康志向、食育などから近年高まりつつある野菜への注目度、野菜鮮度への関心の高まりがあります。さらに清潔さ、安全性に対するニーズも根強く、こうしたお客様の声に対し、当社は独自の冷却技術をベースとして冷蔵庫に求められる「省エネ」、「大容量」、「野菜の鮮度保持性能」、「清潔さ」、「安心・安全」などの点を踏まえた冷凍冷蔵庫を商品化し発売します。

新製品の主な特長

1. 野菜の鮮度とおいしさを保つ「W(ワイドレンジ)‐ツイン冷却」と新「ピコイオン」除菌注2

1)新搭載「W‐ツイン冷却」で、湿度と温度を安定制御

東芝独自の「ツイン冷却」は、2つの冷却器を搭載し冷蔵(冷蔵室・野菜室)と冷凍(冷凍室・製氷室)の2つの温度帯を個別に効率よく冷やすことができます。新製品では、この2つの冷却器に流れる冷媒の量を調整するPMV(パルスモーターバルブ)の制御を変更し、冷蔵室側の冷気温度を従来-10度から-5度とすることができました。これにより、低温冷気による乾燥を防ぎ、効率的な省エネ運転が可能になりました。

大容量618Lの冷凍冷蔵庫GR‐D62Fの野菜室(144L)は、新「ピコイオン」ユニットの効果もあわせ、約95%注4の高湿度と±0.4度の温度安定性で野菜の鮮度を長持ちさせます。

冷凍室では、「W‐ツイン冷却」に加え、専用ダクトと断熱二重冷凍ボックスを採用することにより、冷凍能力の向上と温度変化の抑制を実現しました。ホームフリージング時の凍結スピードを速めることで、肉や魚介類などの食材組織へのダメージを抑え、解凍時のドリップ量を半減注8させました。また、業界最速注6の約50分での製氷が可能です。

  • 注2 【試験依頼先】(財)日本食品分析センター、【試験方法】寒天平板培養法(冷蔵庫内環境における)、【除菌方法】ピコイオン噴霧による菌の除去、【対象場所】野菜室、冷蔵室、チルド室、卵ケース内【試験結果】99%以上の除菌効果を確認
  • 注4 食品負荷有り時、当社試験結果による。運転状況や食品の量によって異なります。
  • 注6 最短約50分で1回製氷。定格内容積501L以上の国内ノンフロン冷凍冷蔵庫において。2010年9月21日現在。
  • 注8 一気冷凍と通常冷凍したホタテ貝柱を自然解凍後のドリップ量比較。一気冷凍:3.5%、通常冷凍:6.4%、当社試験結果による。

2)放出量が約3倍注3で給水不要の新「ピコイオン除菌注2」ユニット

新「ピコイオン」除菌注2ユニットは、「ピコイオン」発生のための水分として冷蔵室用冷却器に付着する水分を利用する方式に替えたため給水不要です。また、新形状の放出ピンの採用で、前機種に比べ「ピコイオン」放出量を約3倍注3に増やしました。風路設計変更により野菜室だけでなく、付着菌を気にされることの多い冷蔵室の卵ケースやチルド室の中まで除菌注2可能になりました。「ピコイオン」の効果として、冷気、庫内壁面などの除菌注2の他、脱臭注9、エチレンガスの分解、栄養素の増量(ビタミンA:22%注10、ビタミンC:27%注11、ポリフェノール:14%注12)なども確認しています。

  • 注2 【試験依頼先】(財)日本食品分析センター、【試験方法】寒天平板培養法(冷蔵庫内環境における)、【除菌方法】ピコイオン噴霧による菌の除去、【対象場所】野菜室、冷蔵室、チルド室、卵ケース内【試験結果】99%以上の除菌効果を確認
  • 注3 当社1年前の製品、GR-B55Fでのピコイオン放出量1016~1018個/h。新製品GR-D62Fでのピコイオン放出量3×1016~3×1018個/h。当社試験結果からの計算値
  • 注9 ピコイオンユニットの働きにより、ニオイ分子を分解。全てのニオイがとれるわけではありません。
  • 注10 ビタミンA:22%アップ。にんじんを3日間保存した場合のビタミンA量測定。【測定方法】高速液体クロマトグラフ法、【測定結果】ピコイオン未付与:629μg/100g、ピコイオン付与:766μg/100g、当社試験結果を(財)日本食品分析センターにて分析。
  • 注11 ビタミンC:27%アップ。ほうれん草を4時間保存した場合のビタミンC量測定。【測定方法】高速液体クロマトグラフ法、【測定結果】ピコイオン未付与:26mg/100g、ピコイオン付与:33mg/100g、当社試験結果を(財)日本食品分析センターにて分析。
  • 注12 ポリフェノール:14%アップ。なすを3日間保存した場合のポリフェノール量測定。【測定方法】FOLIN-CIOCALTEU法、【測定結果】ピコイオン未付与:0.07g/100g、ピコイオン付与:0.08g/100g、当社試験結果を(財)日本食品分析センターにて分析。

2. 野菜の栄養を保つ、下ゆで不要の「野菜そのまま冷凍」

生野菜をカットして「野菜冷凍マット」の上に置き、生のままで冷凍することができる「野菜そのまま冷凍」モードを業界で初めて注1搭載しました。「W‐ツイン冷却」による高精度の温度管理で野菜をゆっくり冷凍させることで、水分を多く含む植物細胞の凍結膨張によるダメージを最低限に抑えながら冷凍できます。従来の野菜冷凍で行っていた下ゆでが不要になるため、ビタミンC残存率が約1.3倍注5に増え、風味も栄養も逃がしません。

冷凍した野菜は、取り出して解凍せずに、そのまま煮物や炒め物に使うことができます。まとめ買いや使い残しの野菜など、手軽に冷凍してご利用いただけるので、エコクッキングに最適です。

  • 注1 野菜を生のまま冷凍できる専用モードを搭載。国内家庭用ノンフロン冷凍冷蔵庫において。2010年9月21日現在。
  • 注5 冷凍したブロッコリーのゆで解凍後のビタミンC含有量比較。(定電圧クーロメトリ法)下ゆでして通常冷凍:22.8mg、生のままの野菜を下ゆでなしで冷凍:29.0mg、当社試験による。

3. 使いやすさを実現した機能

1)運転状況を見える化「FRESH NAVI」

コントロールパネルで「W‐ツイン冷却」の運転状況を確認することができます。

2)全周「クリスタルブライトLED」とガラス棚(GR‐D62F)

GR‐D62Fは、冷蔵室に強化ガラス製の棚板と全周配置の「クリスタルブライトLED」を採用し、清掃しやすく、広い庫内を明るく見渡しやすくしました。

3)引き出し量を増し、野菜を取り出しやすく

野菜室の引き出し量を増やすことで、開口奥行きを約20%注13向上させ、奥まで見渡しやすく出し入れしやすい構造にしました。

4)11年目の電動タッチオープン「スマートタッチオープンドア」

操作感はそのまま、タッチスイッチを大きくすることで、手がふさがったときは肘などでも押しやすいデザインにしました。

5)パックのまま収納できる卵収納ケース

10個入りのパックをそのまま入れ、残った卵を4個まで収納できる卵収納ケースです。ケースをひっくり返せば、パックから出した14個の卵を並べて収納することもできます。

6)静音化設計

DSP(デジタルシグナルプロセッサー)インバーター等の制御により、約18dB(A)注14の静音運転です。

  • 注13 当社1年前の製品、GR-B55Fと、新製品GR-D62Fとの比較。GR-B55Fの開口奥行379mm、GR-D62Fの開口奥行447mm、当社試験結果による
  • 注14 JIS C 9607規定の騒音試験による(冷蔵庫周囲温度20℃、安定運転時)

4. 省エネ性能

1)真空断熱材の最適形状化による断熱性能の向上とフィンチューブコンデンサーによる高容積化

最適形状真空断熱材の採用と、従来機種に比べ大きさが約60%注15で、放熱量が約120%注15に向上したフィンチューブコンデンサーの採用で、省エネだけでなく高容積化にも対応しています。

2)12個のセンサーによる「ECOモード制御」

扉の開閉数、各種温度を検知する12個のセンサーとコンプレッサーの運転状況を複合的に判断して最適な省エネ運転を行う「ECOモード制御」を採用。これにより約15%注16の省エネを実現しています。また、扉の開閉、運転状況などの使用状況を判断して安定運転に入ると「ECO」表示が点灯し、お知らせします。

  • 注15 当社1年前の製品 GR-B55Fと、新製品GR‐D62Fとの比較。当社試験による。
  • 注16 当社1年前の製品 GR-B55Fと、新製品GR‐D55Fの消費電力量削減量の内、エコモード制御による削減率約15%

5. 省エネ設計と環境への配慮

東芝グループは環境調和型の製品設計、製品環境影響評価、製品環境情報の開示により環境調和型製品(ECP注17)の開発を推進しています。冷凍冷蔵庫の開発に当たっては、省資源、リユース、リサイクルの推進、省エネルギー、有害物質の削減などに配慮しています。新製品は「W‐ツイン冷却」の高効率運転とキャビネットの断熱構造見直しにより省エネ性を向上し、環境に配慮したノンフロン冷蔵庫です。電子・電気部品他に鉛フリーはんだを使用、鋼板にも六価クロムを含まない電気めっき鋼板の採用等、J‐MOSS注18に適合した環境配慮設計になっています。

  • 注17 ECP(Environmental Conscious Product)、1999年に策定した「製品別環境自主基準」に合致した製品をECPと認定しています。
  • 注18 「電気・電子機器の特定の化学物質の含有表示方法」(the marking for presence of the specific chemical substances for electrical and electronic equipment)の通称

環境への取り組みについて

東芝グループは、「地球内企業」として持続可能な地球の未来に貢献するため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高める目標を掲げています。この実現に向け、「東芝がモノを作るときのエコ"Green of Process"」、「東芝の作る製品がエコ"Green of Product"」、さらに、効率の高いエネルギー供給機器の開発などの「環境技術で貢献するエコ"Green by Technology"」、の3つのGreenで地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。

東芝グループは、こうした環境への取り組みを一層加速するとともに、広く訴求するため、「ecoスタイル」をグローバル統一ブランドと定めています。

新製品の主な仕様

形  態6ドア
冷蔵室両開き
形  名GR-D62FGR-D55FGR-D50FGR-D47F
定格内容積618L548L501L471L
定
格
内
容
積
冷蔵室307L276L254L224L
野菜室144L129L119L119L
冷凍室167L143L128L128L
外形寸法
(幅×奥行注×高さ)
750×728
×1,818mm
685×728
×1,818mm
685×682
×1,818mm
685×682
×1,738mm
冷却方式W(ワイドレンジ)-
ツイン冷却
フレッシュナビ○
スマートタッチ
オープンドア
○
ピコイオンユニット○
ピコイオン
うるおい野菜室
○
クリスタル
ブライトLED
全周天面、底面
ガラス棚○-
2L
ペットボトル
収納量
(ドアポケット)
最大6本最大5本
アシストレール野菜室、下段冷凍室
冷凍機能○
冷
凍
機
能
主な冷凍機能一気冷凍、おいしさ長持ち冷凍、可変プレクールシステム、
熱もの冷凍、全面アルミプレート、ハイパワー冷凍
野菜
そのまま
冷凍
○
製氷機能一気製氷、洗える給水経路、
Ag抗菌給水タンク・製氷皿
省エネ機能エコモード制御、真空断熱材、2ゾーンレイアウト
静音設計18dB(A)
本体色(XK)
プレシャス
ブラックステンレス
(NT)
プレシャス
シャンパン
(NT)
プレシャス
シャンパン
(S)シルバー
(WS)
シェルホワイト
(NS)
シャンパンシルバー
(S)シルバー
  • 注 奥行寸法は扉のラウンド面までの寸法

 プレスリリースに掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

    このニュースをSNSにシェアする