業界初、ファンまで洗える。
清潔さにこだわった加湿機の発売について

－本体内部を分解して掃除可能、給水タンクとタンクキャップも抗菌加工－

 

当社は、加湿器の新製品として「ULOS（ウルオス）」気化式加湿器KA－P70X、KA－P50X、KA－P30Xの3機種を9月25日より順次発売します。

新製品は、清潔さに配慮した設計により、加湿器では業界で初めて^注1、ファンを外して水洗い可能で、本体内部も分解して掃除できます。洗える「気化フィルター」（交換目安約10年）は、抗菌^注2・防カビ^注3処理を施しています。

また、背面吸気部のエアフィルターは、抗花粉^注4・ダニ^注5・抗菌^注6・防カビ^注7に効果があります。除菌^注8、脱臭^注9注10、花粉^注11、ダニの死がい^注12などの働きを抑制する効果がある「ピコイオン」、抗菌^注13加工した加湿用の給水タンクとタンクキャップ、トレイ内の水の菌の繁殖を抑える「抗菌^注14ガラス」などにより清潔さに配慮しています。

新製品の概要

他に、コンパクトタイプのスチームファン式加湿器KA－P35X、KA－P35を9月16日より発売します。いずれも、大容量4Lの「デカタンク」を採用しているため、1回の給水で連続約11時間20分の運転が可能です。また、アロマオイルを入れてご使用いただくこともできます。

開発の背景と狙い

2012年度の国内の加湿器出荷台数は、年間約160万台程度の前年並みの台数で推移すると予測しています（東芝調べ）。当社は、清潔志向の高まりに応え、分解清掃可能な加湿器を商品化し、発売します。

新製品の主な特長

1. 業界初^注1、ファンが洗える。本体内部を分解して掃除できる（KA－P70X、KA－P50X、KA－P30X）

新製品は、清潔さに配慮した設計により、加湿器では業界で初めて^注1、ファンを外して水洗い可能で、本体内部も分解して掃除できます。洗える「気化フィルター」（交換目安約10年）は、抗菌^注2・防カビ^注3処理を施しています。また、背面吸気部のエアフィルターは、抗花粉^注4・ダニ^注5・抗菌^注6・防カビ^注7に効果があります。

2. 「ピコイオン」など清潔さへの配慮（KA－P70X、KA－P50X、 KA－P30X、KA－P35X）

除菌^注8、脱臭^注9注10、花粉^注11、ダニの死がい^注12などの働きを抑制する効果がある「ピコイオン」、抗菌^注13加工した加湿用の給水タンクとタンクキャップ、トレイ内の水の菌の繁殖を抑える「抗菌^注14ガラス」などにより清潔さに配慮しています。

【商品における「ピコイオンユニット」搭載の効果について】除菌効果・ウイルス抑制効果については、第三者機関による試験方法・試験結果に基づいています。実験用の発生装置を使ったもので、製品に同様の効果があることを保証するものではありません。また、設置した部屋の環境や使用状況によって異なります。

3. 湿度と温度のWセンサーでおまかせ加湿運転

エアコンの設定温度を下げても加湿することで体感温度の変化を抑えられることから、「湿度と温度のWセンサー」を搭載しました。また、室温に合せて湿度設定を自動で3段階（60％、55％、50％）に制御します。

4.大容量4Lの「デカタンク」（KA－P35X、KA－P35）

KA－P35X、KA－P35は、大容量4Lの「デカタンク」を採用しているため、1回の給水で連続約11時間20分の運転が可能です。

環境への取り組みについて

東芝グループは、「地球内企業」として持続可能な地球の未来に貢献するため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高める目標を掲げています。この実現に向け、「東芝がモノを作るときのエコ"Green of Process"」、「東芝の作る製品がエコ"Green of Product"」、さらに、効率の高いエネルギー供給機器の開発などの「環境技術で貢献するエコ"Green by Technology"」、の3つのGreenで地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。

東芝グループは、こうした環境への取り組みを一層加速するとともに、広く訴求するため、「ecoスタイル」をグローバル統一ブランドと定めています。

• 注1 国内家庭用空気清浄機において（2012年9月10日現在、2012年9月25日　当社調べ）
• 注2 試験機関：一般財団法人カケンテストセンター、試験方法：JIS L 1902に準拠 菌液吸収法、抗菌の方法：気化フィルターに抗菌加工、抗菌を行っている対象部分の名称：気化フィルター、試験結果：99.9％の抗菌効果を確認、試験番号：CK-12-004419
• 注3 試験機関：一般財団法人カケンテストセンター、試験方法：JIS L 1902に準拠 カビ試験（ハロー法）、防カビの方法：気化フィルターに防カビ剤を含浸、防カビを行っている対象部分の名称：気化フィルター、試験結果：防カビ効果を確認、試験番号：HR-12-003131
• 注4 試験機関：信州大学 繊維学部、試験方法：ELISA SDS PAGEによる植物花粉アレル物質タンパクの吸着および変性試験、抗花粉の方法：エアフィルターに金属フタロシアニンを担持、抗花粉を行っている対象部分の名称：エアフィルター、試験結果：植物花粉アレル物質タンパクを吸着・変性
• 注5 試験機関：信州大学 繊維学部、試験方法：ELISA SDS PAGEによる動物性アレル物質タンパクの吸着及び変性試験、抗ダニの方法：エアフィルターに金属フタロシアニンを担持、抗ダニを行っている対象部分の名称：エアフィルター、試験結果：動物性アレル物質タンパクを吸着・変性
• 注6 試験機関：一般財団法人ボーゲン品質評価機構、試験方法：JIS L 1902に準拠、抗菌の方法：エアフィルターに金属フタロシアニンを担持、抗菌を行っている対象部分の名称：エアフィルター、試験結果：99.9％の抗菌効果を確認、試験番号：026625-1、026625-2）
• 注7 試験機関：一般財団法人ボーケン品質評価機構、試験方法：JIS L 1902に準拠 カビ試験（ハロー試験）に準拠、防カビの方法：不織布フィルタ材にピリジン系防カビ剤を担持、防カビを行っている対象部分の名称：エアフィルター、試験結果：カビ種について生育阻止帯ができるのを確認、試験番号：0034883
• 注8 試験機関：京都薬科大学薬剤学分野、試験方法：24m³の試験空間に菌培地を置き、ピコイオンユニットを作動させ、生菌数の変化を測定（標準寒天培地表面塗抹法）、除菌の方法：ピコイオンを空気中に放出、 試験結果：24時間後に99.9％抑制、試験番号：第120731-1号
• 注9 試験機関：京都薬科大学　薬剤学分野、試験方法：24m³の試験空間で、あらかじめタオルに吸着させたノネナール臭の脱臭効果を6段階臭気強度表示法で判定、脱臭の方法：ピコイオンを空気中に放出、試験結果：2時間後には2.0に減少、試験番号：120803-2号 臭気強度1下がるとは、90％の低減を意味します。
• 注10 試験機関：京都薬科大学　薬剤学分野、試験方法：24m³の試験空間で、あらかじめタオルに吸着させたタバコ臭の脱臭効果を6段階臭気強度表示法で判定、脱臭の方法：ピコイオンを空気中に放出、試験結果：2時間後には1.5に減少、試験番号：第120803-1号 臭気強度1下がるとは、90％の低減を意味します。タバコにふくまれる有害物質（一酸化炭素等）は除去できません。常時発生し続けるニオイ成分（建材臭、ペット臭など）は、すべて除去できるわけではありません。脱臭効果は、周囲環境（温度、湿度）、運転時間、臭気、繊維の種類によって異なります。
• 注11 試験機関：京都薬科大学薬剤学分野、試験方法：1m³ 試験ボックス内でピコイオンユニットを作動させ、シャーレに塗布されたスギの花粉の作用をELISA 法で測定、抗花粉の方法：ピコイオンを空気中に放出、試験結果：18時間で表皮99.0％、核99.7％抑制、試験番号：第120809-1号
• 注12 試験方法：1m³ 試験ボックス内でピコイオンユニットを作動させ、シャーレに塗布されたダニの死がいと糞の作用をELISA 法で測定、抗ダニの方法：ピコイオンを空気中に放出、試験結果：18時間でダニの死がい99.2％、ダニの糞99.6％抑制、試験番号：第120809-2号
• 注13 試験機関：一般財団法人新潟環境衛生研究所、試験方法：JIS Z 2801に準拠、抗菌の方法：タンク・タンクキャップに抗菌加工、抗菌を行っている対象部分の名称：タンク・タンクキャップ、試験結果：99.9％の抗菌効果を確認、試験番号：第200903679-001-MBA号 HR-12-003131
• 注14 試験機関：一般財団法人新潟県環境衛生研究所、試験方法：浸漬法により混釈平板培養法で菌数を計測、抗菌の方法：水溶性ガラスに銀を含有、抗菌を行っている対象部分の名称：抗菌ガラス、試験結果：99.9％の抗菌効果を確認、試験番号：第200903677-001-MBA号

新製品の主な仕様

プレスリリースに掲載されている情報（製品の価格／仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など）は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。