業界初注1「4K放送対応スカパー!チューナー」内蔵
「レグザZ10Xシリーズ」他の発売について

-4K放送と4K配信に対応し、「全面直下LEDパネル」で豊かな色と輝きを実現-

 

2014年10月01日

東芝ライフスタイル株式会社

当社は、液晶テレビ「レグザ(REGZA)」の新商品として、業界で初めて注1「4K放送対応スカパー!チューナー」を内蔵注2した4Kテレビ注3「Z10Xシリーズ」など全2シリーズ6機種を10月11日より順次発売します。全機種で「全面直下LEDパネル」を採用し、4K映像からフルHD映像まで高コントラストで、豊かな色と輝きのある高画質で再現します。

レグザZ10Xシリーズ左 J10Xシリーズ右

「Z10Xシリーズ」は「4K放送対応スカパー!チューナー」を内蔵し、一般社団法人次世代放送推進フォーラムの「Channel 4K」に加え、2015年3月1日開始予定のスカパーJSAT株式会社による4K専門チャンネルもこの1台で視聴できます。また、USBハードディスクへの4K画質の録画に対応します注4。さらに、「Z10X/J10Xシリーズ」ともにHEVCデコーダーを内蔵し、2014年10月に開始予定の株式会社NTTぷららによるVODサービス「ひかりTV 4K注5」にも2015年春のソフトウェアアップデートにて対応し、4K配信による高精細で臨場感あふれる映像を楽しめます。

「Z10X/J10Xシリーズ」では、液晶パネル背面全体に高輝度LEDを配置した「全面直下LEDパネル」を採用しています。明るいエリア、暗いエリアごとにLEDの発光を高精度に制御(エリアコントロール)することで、輝きと引き締まった黒を同時に実現します。さらに、広色域液晶パネルとの相乗効果により、広い色表現範囲で豊かな色彩を再現します。

Z10Xシリーズの全面直下LEDパネル エリアコントロール 豊かな色彩表現

また、超解像技術などの高画質化処理で、さまざまな映像を精細感あふれる4K映像に変換する「4Kマスターリファイン」を搭載し、いつも見ている地上デジタル・BSデジタル放送、ブルーレイソフトなどの映像も4K画素の緻密な映像で映し出し、4K放送に対してもクリアな映像を実現します。

4Kマスターリファインの効果

「Z10Xシリーズ」は“見たい番組を見逃さない”視聴スタイルを実現する「タイムシフトマシン」注6で蓄積した膨大な数の番組の中から「リモコン操作」や「会話」注7、「アプリ」注8による多彩な手段で、見たい番組にすばやくたどりつける「ざんまいスマートアクセス」注9を新たに採用しました。リモコンに向かって番組名や見たい番組ジャンルを話しかけることでユーザーの意図を理解し、見たい番組を簡単に選ぶことができます。

ざんまいスマートアクセス 会話による操作

さらに、「タイムシフトマシン」を搭載していない「J10Xシリーズ」でも対応の「レグザサーバー」に接続することで、「タイムシフトマシン」内蔵モデルのように快適に使用できる「タイムシフトリンク」注10を搭載しました。これにより、「J10Xシリーズ」でも「ざんまいスマートアクセス」を利用できます。注11

  • 注1 2014年10月1日現在。デジタル液晶テレビにおいて。
  • 注2 4K試験放送の規格に対応した「スカパー!プレミアムサービスチューナー」が内蔵されています。「4K試験放送」の詳細については「Channel 4K」公式サイト(本URLの公開は終了しました)を、2015年3月からスカパー!で放送開始予定の「4K放送」詳細についてはスカパー!カスタマーセンター総合窓口(0120-039-888 営業時間:10時~20時 年中無休)にて、ご確認ください。
  • 注3 画素数は3,840×2,160です。
  • 注4 「Channel 4K」の録画は2015年春のソフトウェアアップデートにて対応します。「スカパー!プレミアムサービス」の4K専門チャンネルの録画については未定です。サービス側の指定による録画禁止コンテンツの録画はできません。
  • 注5 「ひかりTV」サービスをご利用になるにはブロードバンド接続環境、NTT東日本およびNTT西日本が提供する光回線のご契約とNTTぷららの「ひかりTV」の視聴契約が必要となります。なお、4K配信を受信するには、「フレッツ 光ネクスト」の契約が必要となります。くわしくは、「ひかりTV」WEBサイト(www.hikaritv.net別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
  • 注6  別売の「タイムシフトマシン」対応USBハードディスクが必要です。「タイムシフトマシン」機能を利用して視聴できる過去の番組は、機能を用いてお客様自身が設定して録画した番組に限ります。
  • 注7 ご利用にはインターネットへの接続環境が必要です。お買い上げ後にソフトウエアの更新が必要な場合があります。
  • 注8 「タイムシフトリンク」で接続した機器は、スマートフォンのアプリによる操作には対応していません。
  • 注9 「タイムシフトマシン」及び「タイムシフトリンク」で接続された機器で録画した番組が対象。
  • 注10 「タイムシフトリンク」機能を使用する場合、ホームネットワーク(LAN)を構築し、設定のうえ対応機器を接続する必要があります。対応「レグザサーバー」:DBR-M490、D-M470/M430、DBR-T460/T450/M190/M180。
  • 注11 会話による操作やスマートフォンのアプリによる操作には対応していません。

新製品の概要

商品名シリーズ形名画面サイズ価格発売日
液晶テレビ
「レグザ」
Z10X65Z10X65V型オープン
価格
10月11日
58Z10X58V型
50Z10X50V型
J10X55J10X55V型11月中旬
49J10X49V型
43J10X43V型11月下旬

商品化の背景と狙い

4K対応テレビはリビングの大画面高画質テレビとして需要が急速に拡大し、これまでの4K対応テレビ購入層に加え、より幅広い層のお客様がリビングテレビの買替えとして選択し始めています。

一方、衛星放送による4K試験放送も始まり、2015年3月にはスカパーJSAT株式会社による4K放送も予定されています。また、2014年10月には株式会社NTTぷららによるVODサービス「ひかりTV 4K」も予定されています。

当社は、このような市場環境に応えるため、4K放送や4K配信への対応を強化するとともに、地上デジタル・BSデジタル放送、ブルーレイソフトなどのさまざまな映像も、高コントラストで豊かな色彩で再現する「全面直下LEDパネル」搭載の2シリーズ6機種を 43V型から65V型までの幅広いサイズで商品化します。

新製品の主な特長

1. 4K放送・4K配信が1 台で楽しめる。

「Z10Xシリーズ」は「4K放送対応スカパー!チューナー」を内蔵し、「Channel 4K」と2015年3月開始予定のスカパーJSAT株式会社による4K専門チャンネルを、この1台で視聴できます。また、USBハードディスクへの4K画質の録画に対応します注4。さらに、「Z10X/J10Xシリーズ」ともにHEVCデコーダーを内蔵し、「ひかりTV 4K」にも2015年春のソフトウェアアップデートにて対応。4K配信による高精細で臨場感あふれる映像をお楽しみいただけます。

4K放送・4K配信が1 台で楽しめる

2. 豊かな色と輝きを再現する「全面直下LEDパネル」

テレビのLEDバックライトには、液晶パネル背面全体にLEDを配置した全面直下型LEDと、上下または左右にのみLEDを配置したエッジ型LEDの2つのタイプがあり、新商品で採用した「全面直下LEDパネル」では、明るいエリア、暗いエリアごとにLEDの発光をコントロールすることで、輝きと引き締まった黒を同時に再現します。

エッジ型LEDの一例 全面直下型LEDの一例 エッジ型LEDバックライト制御 全面直下型LEDバックライト制御

さらに、広色域パネルの採用と「全面直下LED」の輝度を緻密にコントロールすることで、色表現範囲が拡大し微妙な色の違いまでも繊細に描き出します。赤い花びら一枚一枚の微妙な色や質感の違いまでリアルに再現します。

全面直下LEDによる豊かな色彩表現

3. すべての放送をさらに美しくする「4Kマスターリファイン」

超解像技術などのさまざまな高画質化処理で、フルHD映像を精細感あふれる4K映像に変換し、いつも見ている地上デジタル・BSデジタル放送、ブルーレイソフトなどの映像も4K画素の緻密な映像で楽しめます。さらに4K放送に対してもクリアな映像を実現します。

(1)さまざまな超解像技術

複数の「絵柄解析 再構成型超解像技術」などの超解像技術による多彩な高画質化処理を組み合わせることで、高精細な4K画素に変換します。例えば、4K撮影・編集されたブルーレイディスクのフルHD映像を、4K映像に近い画質(水平解像度4K復元率約90%)で再現します。

4Kマスターリファイン

(2)「2K/4K放送ノイズエリア解析超解像技術」

地上デジタル放送や4K放送のエッジ部や平坦部の詳細な特徴を検出し、ノイズが発生しているエリアを高精度に検出します。それぞれに適切なノイズ低減処理と超解像処理を加えることで、映像全体の鮮明さと文字の読みやすさを実現します。

2K/4K放送ノイズエリア解析超解像技術の効果

(3)「4K放送映像周波数解析オートピクチャー」

4K放送や4K配信、ブルーレイディスクプレーヤーからのフルHDアップコンバートの4K出力映像など、さまざまな4K映像の特性を解析し、適切な超解像処理を加えることで、精細感や立体感、奥行き感のある4K映像で再現します。さらに、4K放送受信時は、自動的に4K放送専用モードに変更してノイズを抑え、クリアな画質を実現します。

4. 映像を極みの領域へ向上する「レグザエンジンCEVO 4K」

(1)「4K広色域復元」/「64色軸カラーイメージコントロール」

 

映像信号として圧縮された色域を、色再現性が向上したパネルの最大色域までに拡大します。さらに、64色軸による高精度な色空間変換を行う「64色軸カラーイメージコントロール」と、広色域の「全面直下LEDパネル」で、自然で鮮やかな色を再現します。また、広色域映像入力(ITU-R BT.2020)にも対応しています。

(2)「インテリジェント・ハイダイナミックレンジ復元」

撮影するカメラによって異なる高輝度領域の圧縮特性を精度高く推定して復元し、明るく輝くシーンの中の白い部分を立体的に再現します。

インテリジェント・ハイダイナミックレンジ復元の効果

(3)「インテリジェント質感リアライザー」

高精度に映像のヒストグラムを分析し、高コントラストの「全面直下LEDパネル」との相乗効果で、暗いシーンの暗部階調性と明るいシーンでの立体感やコントラスト感を両立した質感描写で再現します。

5. たくさんの番組の中から見たい番組へすぐにたどりつける「ざんまいスマートアクセス」

「Z10Xシリーズ」では、「タイムシフトマシン」で録画した膨大な数の番組の中から、「リモコン操作」や「会話」、「アプリ」によるさまざまな手段で、見たい番組にすばやくたどりつける「ざんまいスマートアクセス」を新たに採用しました。

(1)見たい番組が直感的に選べる新GUI を搭載した「リモコン操作」

テレビ画面下側にサムネイルで、いつも見ている番組などのおすすめ番組を表示して、見たい番組が直感的に選べる新しいGUIを採用しています。テレビを見ながら「いつもの番組」「ゴルフ」「新番組」などのさまざまな切り口で見たい番組が選べます。

インテリジェント・ハイダイナミックレンジ復元の効果

(2)見たい番組やシーンが簡単に選べる「会話」による操作

リモコンに向かって番組名や見たい番組ジャンルを話しかけると、クラウドを経由して高精度に識別して、独自のアルゴリズムによってユーザーの意図を理解し、表示された番組やジャンルから、見たい番組を簡単に選ぶことができます。

さらに、将来の番組の録画予約や、「YouTube™」の動画やシーンごとの検索にも対応しているので、リモコンの「ボイス」ボタンを押し、「◯◯をYouTubeで見たい」や「◯◯が出ているシーンを見たい」と話しかけることで、見たい動画やシーンを簡単に選ぶことができます。

ざんまいスマートアクセス会話による操作

(3)「レグザ」で録りためた番組の中から気になる番組・シーンを簡単にみつけて、すぐ再生が可能な「TimeOn番組シーン検索」
   アプリ注12

スマートフォンやタブレットの「TimeOn番組シーン検索」アプリで、「タイムシフトマシン」で録画した膨大な番組の中から見たい番組を効率よく楽しめます。ニュースやドラマ、バラエティなどの番組ジャンルアイコンを選択したり、キーワードを入力することで、番組やシーンリストがすばやく表示され、「レグザ」で簡単に視聴できます。なお、本アプリは「Z9X/Z8シリーズ」などの機種注13でも利用できます。

スマホでのTimeOn 番組シーン検索アプリの使用イメージ
  • 注12 iOS版:10月中旬リリース予定。iOS7.1以上を搭載したiPhone、iPad、iPad mini、iPod touch搭載のスマートフォン/タブレットをご利用ください。詳しくはTimeOn(http://timeon.jp/別ウィンドウで開きます)のWEBサイトをご覧ください。
    Android™版: 2015年来春リリース予定。「TimeOn 番組シーン検索」アプリ iOS版は「App Store」からダウンロードしてください。テレビ番組やシーンを再生するには、本アプリをインストールした端末をインターネットに接続し、レグザクラウドサービス「TimeOn」のユーザーアカウントを使って、本アプリにログインし、またテレビと同じ家庭内ネットワーク(LAN)に接続する必要があります。
  • 注13  対象「レグザ」はZ10X、J10X、Z9X、J9X、G9、Z8X、Z8、J8、Z7、J7シリーズ。

6. 「タイムシフトリンク」

「J10Xシリーズ」を「タイムシフトマシン」対応の「レグザサーバー」と接続するだけで、テレビのリモコン1つで「タイムシフトマシン」を内蔵しているかのように快適に使用できる「タイムシフトリンク」を搭載しました。さらに、「ざんまいスマートアクセス」も利用できます注14。また、「Z10Xシリーズ」と「レグザサーバー」を接続すれば、それぞれの「過去番組表」を合わせて1つの「過去番組表」として表示し、簡単に見たい番組を選ぶことができます。

タイムシフトリンク使用イメージ・メニュー画面
  • 注14 J10Xシリーズの「ざんまいスマートアクセス」は会話による操作や スマートフォンのアプリによる操作には対応していません。

7. 「レグザパワーオーディオシステム」

豊かな低域再生を実現する「ラビリンスバスレフ型BOX」と組み合わせた「高能率&高耐入力スピーカー」を合計出力30Wのハイパワーアンプで駆動し、インビジブルスピーカーでありながら、明瞭な音声と迫力の低音を再現します。さらに、新アルゴリズムを採用した「シネマサラウンド」を搭載し、自然な音の広がりと明瞭な音声で、映画の登場人物の声もリアリティあふれる音場で再現します。

8. 省スペースで引き締まったフォルムを実現したミニマルデザイン

四辺とも同じ幅の質感高い狭額ベゼルを採用し、省スペースでデザイン性の高い引き締まったフォルムを実現しました。コントロールパネルと一体化したクローム仕上げのフレームスタンドと相まって、機能美と上質感を際立たせています。また、スタンドネックカバーを装備し、乱雑になりがちなケーブルの配線をきれいに整理できます。

Z10Xシリーズのベゼル クローム仕上げのメタルフレームスタンド ケーブルマネージメントを配慮したスタンドネックカバー

添付資料

掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

PDFファイルの閲覧には、Adobe® Reader® が必要です。ダウンロード別ウィンドウで開きますしてご覧下さい。

Acrobat Readerをダウンロード

    このニュースをSNSにシェアする