前面スピーカーで迫力ある高音質を実現した高画質4Kレグザ「M500Xシリーズ」の発売について
―HDR入力対応注1と省エネ設計注2のスタイリッシュモデル―

2016年04月19日

東芝ライフスタイル株式会社

当社は、液晶テレビ「レグザ(REGZA)」の新製品として、画面の前面にスピーカーを配し、明瞭で迫力あるサウンドと、シンプルでスタイリッシュなデザインの58V型、50V型、40V型の4Kレグザ「M500Xシリーズ」を6月下旬から発売します。さらに、40V型はブラックに加え、4Kテレビとしては初注3のインテリアに映えるホワイトモデルも商品化します。

新製品は、高画質映像処理エンジン「4KレグザエンジンHDR」を採用し、パネルの持つ表現力を引き出し、高いコントラストで鮮やかな色彩の高画質を実現しています。

また、地上デジタル/BS/110度CSデジタル放送用のチューナーをそれぞれ3基ずつ搭載したことで、番組を見ながら、同時刻に放送中の地上/BS/110度CSデジタルの2番組を、外付けUSBハードディスクに録画注4することができます。

さらに番組名、ジャンルやタレント名などから好きな番組をすぐに見つけられる「みるコレ」注5を搭載し、興味のある地デジ/BS/110度CSデジタルの番組を自動的に録画する「おまかせ録画」に対応しています。また、さまざまな動画配信サービスに対応し、新たに動画配信サービスdTV注6にも対応しました。さらに、Netflix注6やひかりTV 4K注6の4K HDRコンテンツが視聴できるようになりました。

また、画面とスピーカーをプレーンなフォルムに包み込むことで、インテリアと親和性のある水平・垂直を基調としたシンプルなデザインを実現しています。

新製品の概要

商品名シリーズ形 名画面サイズ価 格発売日
液晶テレビ
「4Kレグザ」
M500X58M500X58V型オープン6月下旬
50M500X50V型
40M500X(K)
40M500X(W)
40V型

商品化の背景と狙い

近年、リビングテレビの買い替え需要が大型モデルを中心に回復し、4Kコンテンツも増加する中、大画面で高画質を楽しむ4Kテレビの需要が拡大しています。また、TV向け動画配信サービスも急速に拡大し、テレビのネット接続率も5割注7を超えています。このような4Kテレビ需要の拡大と視聴環境の変化にあわせ、高画質に加え、前面スピーカーで迫力ある高音質を実現し、ネットワークを利用した自動録画など録画機能を充実させ、さまざまな動画配信サービスに対応したM500Xシリーズを商品化し発売します。

新製品の主な特長

1. 映像処理エンジン「4KレグザエンジンHDR」

高画質を実現するための映像エンジンで、精細感や自然な色彩、輝きを美しく再現します。 

(1)「インテリジェント質感リアライザー」

1シーンごとにヒストグラムを作成し、映像信号を補正することで画面の暗部と明部をしっかり描き、立体感・奥行き感のある映像を再現します。 

(2)「アドバンスドHDR復元」

撮影するカメラによって異なる高輝度領域の圧縮特性を高精度に推定して復元し、豊かなコントラストで立体感ある映像を実現します。

2. HDRフォーマット入力対応

HDMI®入力時、Ultra HD Blu-ray™のHDR(ハイダイナミックレンジ)規格映像に対応するのに加え、Netflix注6や、ひかりTV 4K注6が行うHDR配信サービスにも対応しており、HDRフォーマットコンテンツのリアルで立体感ある精細な映像が高画質で楽しめます。

3. 「レグザダイレクトオーディオシステム」

(1) クリアダイレクトスピーカー

スピーカーをテレビの前面に配置したことで、迫力ある高音質を実現します。

(2)レグザサウンドイコライザー アドバンス

従来比注84倍に細分化したイコライザーで低音域から高音域までの緻密な補正を行い、豊かな音質を実現します。

4. 「クリア音声」

当社独自注9の音源分離技術により、人の声を聞き取りやすくします。リモコンのクリア音声ボタンを押すだけで、映画やドラマではセリフを明瞭に、バラエティ番組では背景音を抑え、深夜に小音量で聞くときも、はっきり聞き取りやすい音声になります。

5. 「BSも地デジも3チューナーW録」注4

地上デジタル放送用の3基のチューナーに加え、BS・110度CSデジタル放送用のチューナーも3機搭載することで、地デジ番組、BS番組を視聴しながら、同時に別の2番組を録画できます。

6. ジャンル別の番組やシーン、ネット動画が楽しめる「みるコレ」に対応注5

「みるコレ」注5では、“タレント別”、“スポーツチーム別”、“大人向けアニメ”など、細かく分類された特定テーマから番組やシーン、ネット動画などを選び、すぐに再生して楽しめます注10。また、そのテーマに関連する番組が自動録画予約できる「おまかせ録画」の設定も可能で、地上デジタル/BS/110度CSデジタル放送番組で見たい番組を見逃すことが少なくなります。さらに「みるコレパック」で表示されるコンテンツに、映画・ドラマ・アニメ・ライブなど、多彩なジャンルが見放題で楽しめるdTV注6が新たに加わり、見られるコンテンツの幅が広がりました。

7. さまざまな動画配信サービスに対応

Netflix、dTV、DMM.com、TSUTAYA TV、U-NEXT、アクトビラビデオ・フル、クランクイン!ビデオなど、さまざまな動画配信サービスに対応しています注11。新たに、Netflix注6やひかりTV 4K注6の4K HDRコンテンツが視聴できるようになりました。リモコンの「クラウドメニュー」ボタンを押せば、話題の映画、ドラマ、アニメなどの豊富なラインナップの中から、好きなものを好きなときに、テレビの大画面で楽しむことができます。

8. 省エネ設計注2

大画面・高画質でありながら、省エネを実現しています。特に58M500Xは年間消費電力量107kWh/年で、省エネルギーラベリング制度で五つ星を達成注12しました。

9. スタイリッシュデザイン

プレーンなフォルムに画面とスピーカーを配置することで、インテリアと親和性のある水平・垂直を基調としたシンプルなデザインを実現しています。また、40V型では、4Kテレビとして初めて注3ホワイトモデルを採用しました。

10. 「タイムシフトリンク」に対応注13

対応するレグザサーバーまたはタイムシフトマシン対応レグザ注14をホームネットワーク(LAN)およびHDMI®接続し、リモコンの「タイムシフトリンク」ボタンを押すだけで、タイムシフトマシンのさまざまな機能をテレビのリモコンで利用できます。

11. 「レグザリンクシェア」「レグザリンクダビング」に対応注15

別の部屋にあるレグザサーバーや、レグザブルーレイに録画した番組を本製品で視聴可能です。リビングだけでなく、書斎や子供部屋などでも録画番組を楽しむことができます。また、PCに保存してある動画をテレビの大画面で楽しめます。さらに、レグザサーバーやレグザブルーレイにダビングし、ブルーレイディスクにダビングやムーブすることも可能です。

12. 「SeeQVaultTM」対応

USBハードディスクに録画した番組を、SeeQVault™対応のUSBハードディスクやSDメモリカード注16にSeeQVault™形式で記録すると、別の対応機器注17に接続してすぐに再生できます。将来テレビを買い替える時も、簡単に録画番組を引っ越しできます注18。また、対応レコーダーに接続すれば録画番組をブルーレイディスクに残すことも可能です。さらに、レコーダー注19でSeeQVault™対応のUSBハードディスクにバックアップした番組も、対応のレグザ注19に接続して再生することができます。また、SeeQVault™対応のSDメモリカードにSeeQVault™形式で録画した番組を記録注20することで、スマートフォンやタブレット注21などを使って外出先でも視聴できます。

13. 環境への配慮

電子・電気部品に鉛フリーはんだを使用するなど、EUのROHS指令注22、およびJ-MOSS注23に適合する対応をしています。

詳細は商品紹介ページ http://www.toshiba.co.jp/regza/ をご覧ください。

Blu-ray Disc™(ブルーレイディスク)、Blu-ray™(ブルーレイ)、Ultra HD Blu-ray™は、Blu-ray Disc Associationの商標です。
HDMIは、HDMI Licensing LLCの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
SeeQVaultは、NSM Initiatives LLCの商標です。
その他の本稿に記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

  • 注1 HDMI®入力時、Ultra HD Blu-ray™のHDR(ハイダイナミックレンジ)規格映像に対応
  • 注2 58M500X: 年間消費電力量107kWh/年 省エネ基準達成率251%、50M500X: 年間消費電力量 94kWh/年省エネ基準達成率 229%、40M500X: 年間消費電力量 81kWh/年 省エネ基準達成率185%
  • 注3 2016年4月19日現在、国内で販売されている3,840×2,160画素の4K液晶テレビにおいて(当社調べ)。
  • 注4 録画には別売のUSBハードディスクが必要です。
  • 注5 「みるコレ」についての詳細はレグザクラウドサービス「TimeOn」ページ[http://www.timeon.jp/]をご覧ください。
  • 注6 YouTube™、Netflix 、dTV 、については、それぞれ2016年4月にソフトウェアアップデートで対応予定です。詳細は(http://video.dmkt-sp.jp/)をご参照ください。Netflixについて詳細はNETFLIX.JPをご参照ください。ひかりTV 4Kについて詳細は(http://www.hikaritv.net/4k/)をご参照ください。また、それぞれの配信サービスをご利用するには契約・使用料などが別途必要です。
  • 注7 当社調べによる。
  • 注8 当社2013年発売の製品Z8Xとの比較において
  • 注9 特許出願中。
  • 注10 選択するジャンルや人名などのキーワードによって、シーン再生の有無など表示される内容は異なります。
  • 注11 TimeOnの各サービスご利用にはインターネットへの接続環境が必要です。ネットサービスのサービス名称およびサービスの内容は、予告なく変更・終了する場合があります。詳しくはネットワークに関するご注意をご覧ください。[http://www.timeon.jp/
  • 注12 「統一省エネルギーラベル」の多段階評価制度において、省エネ基準達成率246%以上の製品を指す。
  • 注13 本機能のご利用には、レグザサーバーとHDMI®接続し、本機の「HDMI連動機能」を「使用する」に設定する必要があります。
  • 注14 連携可能対応レグザサーバー:BR-M590/M490/T670、D-M470/M430、DBR-T560/T550/T460/T450、DBR-M190/M180。連携可能対応レグザ:Z700X/Z20X/Z10X/Z9X/Z8X/Z8/Z7シリーズ
  • 注15 レグザサーバー/レグザブルーレイの対応機種について、詳しくは「レグザリンク対応機器・機能一覧」をご覧ください。本機能を使用する場合、ホームネットワーク(LAN)を構築し、各機器を接続する必要があります。また、無線LANを使用するためにはアクセスポイントが必要です。ご使用の環境、電波状況、ネットワーク速度などにより、映像や音声が途切れたり、正常に視聴できなかったりすることがあります。サラウンド音声はステレオ音声に変換されます。また、データ放送は視聴できません。電波状況が悪い状態で録画したデータは、正常に再生できないことがあります。
  • 注16 本機はSDメモリカードスロット端子を搭載しておりません。側面のUSB端子にSeeQVault™対応microSDカードリーダーを接続してください。
  • 注17 対象はSeeQVault™対応の東芝ブランドのテレビやレコーダー、PCであり、他社機器での動作を保証するものではありません。また、レグザでの録画時は通常録画番組として録画されますので、録画後にSeeQVault™形式へ変換する必要があります。
  • 注18 SeeQVault™対応の東芝ブランドのテレビやレコーダー、PCが対象です。対応のUSBハードディスクやSDメモリカードには、引っ越し用としてSeeQVault™形式で記録しておく必要があります。
  • 注19 対象はSeeQVault™対応のレグザサーバー/レグザブルーレイです。
  • 注20 レグザでの録画時は通常録画番組として録画されますので、録画後にSeeQVault™形式へ変換する必要があります。録画番組を他の機器で視聴する場合、対応のUSBハードディスクやSDメモリカードにはSeeQVault™形式で記録しておく必要があります。
  • 注21 すべての機器での動作を保証するものではありません。また、視聴にはSeeQVault™対応のSDメモリカードリーダーなどの機器とSeeQVault™対応プレーヤーアプリが必要です。
  • 注22 RoHS: Restriction of the use of certain Hazardous Substances EU(欧州連合)では、コンピュータや通信機器、家電などで特定有害物質(6物質「鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリ臭化ビフェニル)・PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)」の使用規制を定めたRoHS指令が2006年7月から施行されています。
  • 注23 JIS C 0950(電気・電子機器の特定の化学物質の含有表示方法)に沿ってJ-Mossマーク表示を行っています。

掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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