東芝ライフスタイル株式会社は、タテ型洗濯乾燥機の新製品として、ZABOONザブーン「AW-12VP2」「AW-10VP2」を8月より発売します。新製品では、好評の水道水を抗菌水に変えて衣類を抗菌^注1し、「ウルトラファインバブル」で黄ばみを抑制する「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」と、乾燥時の熱を利用し除菌する^注2注3コースに加え、新たに、「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」や柔軟剤の香りを高める^注4「香るおしゃれ着コース」、当社独自^注5の「ハイブリッド乾燥」を搭載しました。

●「ファインバブル」、「ウルトラファインバブル」、「FINE BUBBLE」は、一般社団法人ファインバブル産業会の登録商標です。

新製品概要

 新製品では、水道水を抗菌水に変えて洗濯のたびに衣類を抗菌し、ナノサイズの泡「ウルトラファインバブル」の効果で汚れを落として黄ばみも抑制する「抗菌ウルトラファインバブル洗浄Ｗ」の洗浄力と、乾燥時の熱を利用し衣類を除菌する「除菌洗乾/除菌乾燥コース」「除菌/消臭^注6コース」を搭載。さらに、洗濯の省手間化、使い勝手の向上等、大幅に機能を進化させています。
 今回、洗剤投入や計量の手間が軽減できる「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」を新採用しました。本機能と当社独自^注7の「おしゃれ着トレー」によって、やさしくしっかり洗い上げながら柔軟剤の香りをより高めることができる「香るおしゃれ着コース」も搭載。また、タテ型洗濯乾燥機で最大クラス^＊となる、洗濯容量12kgをラインアップに追加しました。
 乾燥機能では、温度と湿度をコントロールして、効率よくスピーディーに乾燥し、ふんわりソフトに仕上げる、当社独自の「ハイブリッド乾燥」を新開発。湿気を含んだ温かい空気を冷却水で冷やし、除湿して乾燥する「水冷除湿方式」と、外気を取り込み、温度の上がり過ぎを防いで布傷みを抑える「外気仕上げ」、2つの乾燥方式を組み合わせています。「水冷除湿方式」を採用したことで、洗濯機から出される湿気が少なく、部屋に湿気がこもりにくい設計になっています。また、空間とも調和する、シンプルながらも高級感を感じさせるデザインに一新。洗濯蓋の中央には、見やすく操作しやすい光る大型ガラスタッチパネルを採用し、使い勝手も向上させました。

^＊AW-12VP2。国内家庭用タテ型洗濯乾燥機において、2022年6月9日現在。

新製品の新たな特長 

1．計量、投入の手間を軽減する「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」

2．柔軟剤自動投入と当社独自の「おしゃれ着トレー」によって、衣類の香りをより高める「香るおしゃれ着コース」

3．ふんわりソフトに仕上げる、当社独自の新乾燥方式「ハイブリッド乾燥」

4．見やすく操作しやすい大型ガラスタッチパネルを採用。シンプルで高級感があるデザインに一新

 

新製品の主な特長  ※画像はイメージ

1. 洗浄力「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」

①Ag^＋抗菌水

②ウルトラファインバブル洗浄W

洗いの行程で、ナノサイズの泡「ウルトラファインバブル」が洗剤成分(界面活性剤)を繊維の奥まで運び、皮脂汚れをしっかり落とすことで黄ばみを予防します。すすぎの行程では、「ウルトラファインバブル」が繊維に残った洗剤成分をしっかり吸着して取り除くため、すすぎの効果が高まり、柔軟剤成分が繊維の奥までしっかり浸透します。すすぎの回数や水量を増やすことなく、しっかりすすぎ、仕上がりの柔らかさ^注9と香り^注10の効果が高まります。

洗い・すすぎの行程

2. 使い勝手

①液体洗剤・柔軟剤 自動投入

洗濯物の量にあわせて液体洗剤・柔軟剤を自動で投入するため、洗濯のたびに計量する手間や、入れすぎを防いで効率よく洗濯ができます。市販の詰め替え用液体洗剤約400mL、柔軟剤約500mLを1本分まとめて入れる^注11ことができます。タンクの蓋はパッキン付きで、液体洗剤や柔軟剤の蒸発を防ぎます。自動投入機能を活用した、「自動2度洗いコース」「予洗い＋(プラス)コース」も搭載し、分け洗いのニーズにも応えています。

「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」

②香るおしゃれ着コース

近年、柔軟剤を香りで選び、香り付けの効果も期待する傾向があることから、柔軟剤の自動投入機能と、当社独自の「おしゃれ着トレー」によって、衣類をやさしくしっかり洗い上げ、柔軟剤の香りをより高めることができる「香るおしゃれ着コース」を新搭載しました。「ウルトラファインバブル」でしっかりすすぐとともに、2度目のためすすぎ時に給水とともに柔軟剤を投入します。衣類に柔軟剤が馴染んだところで、さらに2度目の柔軟剤を追加投入することにより、香りの成分がしっかり浸透し、通常のおしゃれ着コースよりも柔軟剤が香ります。

3. 乾燥

①ハイブリッド乾燥

温度と湿度をコントロールして衣類をふんわりソフトに仕上げる当社独自の「ハイブリッド乾燥」を新開発しました。衣類から取り除いた湿気を含んだ温かい空気を冷却水で冷やすことにより、除湿し乾燥する「水冷除湿方式」と、乾燥の仕上げ時に洗濯機背面の吸気ハッチを開くことで外気を取り込み、槽内の温度上昇を防ぐ「外気仕上げ」の2つの乾燥方式を組み合わせています。高い温度で熱を加え続けると起こる衣類の傷みを防ぎ、ふんわりソフトな仕上がりになります。また、「水冷除湿方式」を採用したことで、洗濯機から出される湿気が少なく、部屋に湿気がこもりにくい設計になっています。

②除菌洗乾/除菌乾燥コース、除菌/消臭コース

乾燥時の熱を利用した、「除菌洗乾/除菌乾燥コース」と「除菌/消臭コース」2つのコースを搭載。高温の温風を当てることにより、普段着から水洗いできない衣類や小物まで、しっかり除菌します。

・「除菌洗乾/除菌乾燥コース」:
65℃以上の温度をキープしながら乾燥することで、普段着から色物衣類までしっかり除菌します。(洗濯～乾燥・乾燥容量4kgまで)

「除菌洗乾/除菌乾燥コース」行程

・「除菌/消臭コース」:
水洗いできないスーツやお子様が使うぬいぐるみ等、水を使わず温風で除菌します。パルセーターによってかくはんせずに、洗濯槽を低速回転させて乾燥するので、帽子等の型崩れが気になるものの除菌にもおすすめです。また、たばこ等の臭いが気になる衣類等の消臭も可能です。(乾燥容量1kgまで)

水洗いできない衣類にも対応

③自動槽乾燥 カビプロテクト

洗濯終了後に自動でスタートする洗濯槽のお手入れ機能です。洗濯終了後、蓋を閉じた10分後に作動し、約45分間洗濯槽を乾燥させ、臭いや汚れの元となる黒カビの発生を抑えます^注12。自動機能なので、お手入れ忘れを防止し、洗濯槽を清潔に保ちます。

「自動槽乾燥 カビプロテクト」行程

4. デザイン、操作性

大きなメタリック調のガラストップ、マット調のワイドハンドル等、細部にまでこだわった高級感がある本体デザインに一新しました。洗濯蓋の中央には光る大型タッチパネルを採用、表示も大きく、色分けされたパネルは、見やすく直感的に操作ができます。また、電源オフ時は表示が出ない仕様で、インテリアに馴染むシンプルな外観となっています。

表示・操作パネル

【全自動洗濯機 AW-12DP2/AW-10DP2】

水道水を抗菌水に変えて衣類を抗菌し、さらにナノサイズの泡「ウルトラファインバブル」で黄ばみを抑制する「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」の洗浄機能、「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」に加え、新たに「香るおしゃれ着コース」を搭載した全自動洗濯機「AW-12DP2」「AW-10DP2」を6月に発売します。

新製品の主な仕様

• 注1【抗菌について】●試験⽅法:JIS L1902に基づく菌液吸収法、当社にて処理した試験布を⼀般財団法⼈ボーケン品質評価機構にて評価。●抗菌⽅法:銀イオンによる。●対象部分:洗濯槽内の⾐類。●試験結果:菌の減少率99％以上。
• 注2 【除菌について】●試験依頼先:一般財団法人日本食品分析センター●試験方法:菌付着布の菌の減少率測定。●除菌方法:「除菌乾燥コース」運転による。●対象部分:洗濯槽内の衣類。●試験結果:菌の減少率99%以上。
• 注3 【除菌について】●試験依頼先:一般財団法人日本食品分析センター●試験方法:菌付着布の菌の減少率測定。●除菌方法:「除菌/消臭コース」40分間運転による。●対象部分:洗濯槽内の衣類。●試験結果:菌の減少率99%以上。
• 注4 柔軟剤や衣類の種類により、香りの付き具合が変わる場合があります。
• 注5 水冷除湿と外気仕上げを組み合わせた乾燥方式。
• 注6【消臭について】●試験方法:当社にてあらかじめタバコ臭を付着させ、｢除菌/消臭コース｣で10分間運転させた試験布を、一般財団法人東海技術センターにて、臭気判定士による官能試験で評価。●消臭方法:「除菌/消臭コース」運転による。●対象部分:洗濯槽内の衣類。●試験結果:臭気濃度が初期に対し1/10以下。
• 注7専用トレーを使用しておしゃれ着を洗濯する方式。
• 注8年間洗濯回数600回にて計算。(当社調べ)
• 注9【柔らかさについて】●柔軟剤を用いて洗濯、部屋⼲し後のバスタオルを50%に圧縮した際の荷重をウルトラファインバブル⽔と⽔道⽔の標準コース(すすぎ)で⽐較。●⾐類や柔軟剤の量・種類等によって効果は異なります。(当社調べ)。
• 注10【香りについて】 ●ウルトラファインバブル⽔と⽔道⽔の標準コースで柔軟剤を使⽤してバスタオルを洗浄し、部屋⼲し後の⾹りを一般財団法人東海技術センターにて、臭気判定士による官能試験で評価。●⾐類や柔軟剤の量・種類などによって効果は異なります。
• 注11液体洗剤は400mL以下、柔軟剤は500mL以下の詰め替え用タイプ。
• 注12【カビ抑制について】●試験方法:当社にて1日1回洗濯後に「カビプロテクト」を45分間運転。カビセンサーにて、カビ菌糸の発育を確認。カビセンサーを一般社団法人カビ予報研究室(旧環境生物学研究所)で測定。●カビ抑制方法:「カビプロテクト」運転による。●対象部分:洗濯槽内。●試験結果:発育抑制を確認。＊「カビプロテクト」は初期設定されていません。＊続けて2回目の洗濯をしたい場合は電源を再度入れ直してください。

掲載されている情報（製品の価格／仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など）は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

• 20220609_pressrelease.pdf（1.21MB）