スリムな本体幅60cmで、置き場所そのまま36L増量
利便性やデザインにもこだわった、
5ドア冷凍冷蔵庫2機種を発売

2023年03月15日

東芝ライフスタイル株式会社

 東芝ライフスタイル株式会社は、当社独自の高容積技術により本体幅60cmのまま大容量化・薄型化を実現した、5ドア冷凍冷蔵庫「VEGETA(ベジータ)」の新製品「GTシリーズ」2機種を5月下旬から発売します。今回、大容量タイプ「GR-V500GT」は、従来機種と同じ設置寸法ながら定格内容積を36L増量、薄型タイプ「GR-V450GT」は、従来機種と同等の定格内容積を確保しながら奥行を5.5cm削減し、一般的なシンクと同じ奥行64.9cmを実現しました。また、整理しやすい冷凍室の3段容器やインテリアに馴染みやすいフレームレスデザインとフロストガラスを採用、利便性やデザイン性も向上させています。
※従来機種:2022年3月発売 GR-U470GZ

 

新製品の概要

タイプ形名定格
内容積
本体色価格発売時期月次販売目標
5ドア
(方開き)
GR-V500GT501L(TH)フロストグレージュ
(TW)フロストホワイト
オープン5月下旬3千台
GR-V450GT452L3千台

 近年、家事の時短や効率化などから、食材のまとめ買いや冷凍食品の購入頻度が高まり、より大きな容量の冷蔵庫を求めるユーザーが増えています。一方で、冷蔵庫の設置スペースに制限があるケースも多く、従来の冷蔵庫ではキッチンの動作スペースを圧迫する原因となっていました。
新製品では、2014年から培ってきた当社独自の高容積技術を向上させ、従来機種より厚さを52%薄型化した冷凍室扉の他、冷蔵庫全体を薄壁化し、置き場所はそのままに容量を拡大しました。これにより、従来機種と同じ本体幅60cmのまま定格内容積を36L増量した大容量501Lモデル、従来機種と同等の定格内容積で奥行を5.5cm削減した薄型452Lモデルの2タイプを開発、設置スペースに対する不満を解決しました。
また、食生活の変化に合わせ庫内の容量配分を見直し、冷凍室の容量を拡大。整理整頓がしやすい3段容器を採用し、ストック食品やホームフリージング、使いかけの冷凍食品など食品の大きさに合わせ上手に収納することが可能になりました。
外観デザインは、当社フラッグシップモデルで好評のフレームレスデザインとフロストガラスを採用し、インテリアにも馴染みやすく、高級感を演出します。さらに、出っ張りの少ないスッキリとした庫内で、収納性とデザイン性も向上しています。
当社は、利便性や基本性能などを向上した製品を通じて、より便利で快適な暮らしを提案してまいります。

新製品の新たな特長

1. 置き場所そのままで36L増量した大容量タイプと、同等容量で奥行64.9cmとした薄型タイプ

2. 3段容器で食品の大きさに合わせてスッキリ収納できる大容量冷凍室

3. フレームレスデザインとフロストガラスを採用した外観と、出っ張りの少ないスッキリとした庫内

 

新製品の主な特長

※画像・図は全てイメージ

1.  置き場所そのままで36L増量した大容量タイプと、同等容量で奥行64.9cmとした薄型タイプ

新製品では、「設置制限があっても大容量冷蔵庫を使いたい」というニーズに応えるため、冷凍室扉の厚さを従来機種よりも52%薄型化した他、冷蔵庫全体の壁を当社独自の技術を用いて薄型化。また、冷気の流れなどの冷却効率も見直すことで、従来機種と同じ本体幅60cmで定格内容積を36L増量した大容量501Lタイプと、従来機種と同等の定格内容積を確保しながら奥行を5.5cm薄くした薄型452Lタイプを実現しました。
大容量タイプの「GR-V500GT」では、冷蔵庫の設置スペースはそのままに、買い物カゴ(33L)約1.1個分を増量、まとめ買いや食品ストックにも対応が可能です。
薄型タイプの「GR-V450GT」では、一般的なシンク(奥行約65cm)の横に並べて設置しても冷蔵庫が出っ張ることがなくスッキリ収まります。また、シンクの向かい側に冷蔵庫を設置した場合でも動作スペースを圧迫せず広く使うことができます。庫内の奥まで見やすく手が届きやすいため、収納スペースを無駄なく活用できます。

 

2. 3段容器で食品の大きさに合わせてスッキリ収納できる大容量冷凍室

新製品では、食生活の変化に合わせ庫内の容量配分を見直し冷凍室の容量を拡大。
さらに、3段容器を採用することで、冷凍室の1段目は冷凍ごはんなどホームフリージングした食品を、2段目は使いかけの食品や箱入りのアイスなどを、3段目はかさばる冷凍食品や500mlのペットボトルなどをスッキリ収納できる大容量冷凍室を実現しました。

3. フレームレスデザインとフロストガラスを採用した外観と、出っ張りの少ないスッキリとした庫内

当社フラッグシップモデルで採用しているシンプルで洗練されたフレームレスデザインと、光を柔らかく拡散させて上品な印象を与えるフロストガラスを採用し、インテリアとの調和と高級感を演出します。
冷蔵室内では、庫内奥に設置しているダクトカバーをスリムでフラットな形状に変更。また、庫内側面から出っ張っていた棚の高さ調整をするための棚受けをなくし、はめ込み式に変更した「フリー棚」を採用することで、スッキリとした庫内を実現しました。さらに、棚の高さを6段階で調整できるようにし、最上段に手が届きやすくするために低く設定したり、使用頻度の高い3段目を大きなものでも収納しやすいよう高く設定したりと、食品や自分の好みに合わせられるようになりました。

4. その他の特長

【節電機能】

  • かってにエコ:アプリから「かってにエコ」を設定すると、AI注1が過去の使用状況を分析し、曜日ごとに1時間単位で使用パターンを予測、最適な省エネ運転に自動で切り替えます。 
  • 自動節電:食品に影響がない範囲で温度を上げることで、約10%注2の節電が可能。さらに、24時間扉開閉が無い場合外出していると判断、自動で約20%注3節電の「おでかけモード注4」に切り替わります。

【鮮度・使いやすさ】

  • カスタム設定:冷蔵室の明るさや、タッチオープンの開閉時の強さや、冷蔵室の明るさなど、冷蔵庫を自分好みの仕様にカスタマイズできます。
  • 使い切り野菜BOX:余った野菜やカットした野菜を、ラップなしでも新鮮に保存が可能。BOX内バスケットは抗菌仕様注5のため清潔に使えます。
  • 氷結晶チルド:表面を氷の膜で包み込む注6ことで食品を凍らせずに、肉なら約14日間注7、魚や刺身は約7日間注8注9おいしさと鮮度を守ります。
  • フリードアポケット:食品サイズに合わせて片手で簡単に高さを調節できる注10フリードアポケットを搭載。ドアポケットのスペースを有効活用できます。
  • タッチオープンドア:扉前面のスイッチ部をタッチすると注11冷蔵室の扉が自動で開き、食品の出し入れにとても便利です。
  • ワイドシーリングブライト照明(LED):冷蔵室の天面にワイドなLED照明を設置、庫内を明るく照らします。

主な仕様

形  名GR-V500GTGR-V450GT
種  類冷凍冷蔵庫5ドア(片開き)
定格内容積501L452L
 冷蔵室
<チルド>
257L
<15L>
233L
<12L>
野 菜 室98L90L
製 氷 室17L15L
冷 凍 室129L114L



幅×奥行き
×高さ
600㎜×704㎜×1,850㎜600㎜×649㎜×1,850㎜
扉の材質フロストガラス
本体色(TH)フロストグレージュ・(TW)フロストホワイト
機能タッチオープンドア・自動節電機能・無線LAN接続注12
除菌・脱臭Ag+マルチバイオ脱臭注13注14・W-UV除菌注15注16(冷蔵室・野菜室・チルドルーム)
野菜室機能もっと潤う 摘みたて野菜室・使い切り野菜BOX・おそうじ口
チルドルーム機能氷結晶チルド・速鮮チルド・解凍モード
冷凍室機能一気冷凍・野菜そのまま冷凍・野菜冷凍ドライ・オートパワフル冷凍(可変プレクール)
アプリ関連機能カスタム設定・庫内設定・運転状況確認・みまもり機能・食材管理機能・レシピ検索・
かってにエコほか
  • 注1冷蔵庫の過去の使用状況から生活パターンを学習し、今後の使い方を予測して最適な運転を行う技術を「AI」と定義しています。
  • 注2通常運転と「自動節電機能」設定時との比較。当社試験環境室において、以下の当社試験条件にて測定した値。条件:ビルトイン設置状態のGR-V500GTにおいて。周囲温度32℃時。通常運転:冷蔵室「中」・冷凍室「中」設定。扉開閉なし。製氷運転あり。「自動節電機能」:「自動節電機能」設定。1.1kWh⇒1.0kWh。使用環境・機種により測定値は異なります。「自動節電機能」の効果測定条件はJIS C 9801-3:2015年測定基準とは異なります。
  • 注3通常運転と「自動節電機能」おでかけモードとの比較。当社試験環境室において、以下の当社試験条件にて測定した値。条件:ビルトイン設置状態のGR-V500GTにおいて。周囲温度32℃時。通常運転:冷蔵室「中」・冷凍室「中」設定。扉開閉なし。製氷運転あり。「自動節電機能」おでかけモード:「自動節電機能」設定後、24時間扉開閉がないと自動で切替。1.1kWh⇒0.9kWh。使用環境・機種により測定値は異なります。おでかけモードの効果測定条件はJIS C 9801-3:2015年測定基準とは異なります。
  • 注4抑えめの運転をするために、通常の製氷時間より速度を落として製氷します。おでかけモード設定から2時間経過後、冷蔵室・野菜室・製氷室・冷凍室下段の扉を開けるとおでかけモードは自動で解除されます。JIS C 9801-3:2015年 測定基準とは異なります。使用環境・機種により節電効果は変わることがあります。
  • 注5【試験依頼先】GUANGDONG DETECTION CENTER OF MICROBIOLOGY、【試験方法】フィルム密着法(JIS Z 2801)、【抗菌方法】抗菌剤、【対象場所】使い切り野菜BOXのバスケット、【試験結果】99%以上の抗菌効果を確認。
  • 注6氷の膜は非常に薄いため、肉眼で確認することはできません。
  • 注7【試験依頼先】(一財)日本食品分析センター、【試験方法】豚バラ肉を包装状態(ラップ)で新商品GR-V500GTのチルドルーム(氷結晶チルドモード設定時)にて14日間保存後に測定、【試験結果】豚バラ肉の生菌数(単位CFU/g)、初期値:4.9×102、氷結晶チルドモード設定時:5.4×106。生菌数は一般的に107が初期腐敗とされています。賞味・消費期限を延ばす効果はなく、表記の保存期間を保証するものではありません。
  • 注8【試験方法】サワラを包装状態(ラップ)で新商品GR-V500GTのチルドルーム(氷結晶チルドモード設定)にて7日間保存後に測定、【試験結果】サワラのK値、初期値22%、氷結晶チルドモード設定時:37%。当社調べ。K値は主に魚の鮮度を表す指標で、一般的に60%以上が初期腐敗とされています。賞味・消費期限を延ばす効果はなく、表記の保存期間を保証するものではありません。
  • 注9【試験依頼先】(一財)日本食品分析センター、【試験方法】真鯛のサクを包装状態(ラップ)で新商品GR-V500GTのチルドルーム(氷結晶チルドモード設定)にて7日間保存後に測定、【試験結果】真鯛のK値、初期値:1%、氷結晶チルドモード設定時:16%。K値は主に魚の鮮度を表す指標で、一般的に20%以下が刺身用とされています。賞味・消費期限を延ばす効果はなく、表記の保存期間を保証するものではありません
  • 注10食品などが入った状態で移動させるときは、注意して動かしてください。
  • 注11厚手の服を着用している場合、動作しないことがあります。
  • 注12無線LAN接続設定時は冷蔵庫の消費電力量が約3%増加します。なお、消費電力量は使用条件により異なります。
  • 注13【試験依頼先】(一財)北里環境科学センター、【試験方法】410L試験ボックス内に菌を噴霧。Ag+マルチバイオ脱臭運転時の浮遊菌数の変化を測定、【試験結果】140分で99%以上の除菌効果を確認、試験結果は実使用空間の実証結果ではありません。【報告書番号】北生発2022-0228号。
  • 注14【試験方法】Ag+マルチバイオ脱臭を設置した250L密閉容器内にトリメチルアミンを注入し、60分後に検知管にて成分濃度を測定、【対象場所】冷蔵室・野菜室、【試験結果】初期成分ガス濃度:128ppm、60分経過後の残存ガス濃度:27ppm。当社調べ。試験結果は、実使用空間の実証結果ではありません。また全てのニオイがとれるわけではありません。
  • 注15除菌効果のあるUVを照射するLEDを2灯搭載。
  • 注16【試験依頼先】(一財)日本食品分析センター、【試験方法】冷蔵室上段、チルドルーム上段、野菜室スライドケースに滴下した菌液を72時間後に回収し測定、【対象場所】冷蔵室上段、チルドルーム、野菜室、【試験結果】99%以上の除菌効果を確認。試験結果は実使用空間の実証結果ではありません。

* 本プレスリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。
予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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