冷凍冷蔵庫GR-Y640XFS/GR-Y600XFS/
GR-Y540XFS

大野 雅史・易 佳

GR-Y-XFSシリーズは冷凍食品や調理食品などの需要の高まり、そして住宅面積の縮小傾向に対応するため設置寸法をそのままに容量を最大で40リットル以上拡大した「スペース・パフォーマンス(スぺパ)をもった冷蔵庫です。デザイン面では、毎日使うものとしての清掃性を考慮しキッチンに調和する外観を追求しました。

使い勝手とインテリア性の両立を追求

毎日使用するものとしての利便性・清掃性を重視しつつキッチン空間、インテリアに同調し彩りを与える意匠性の両立させることを目指しました。細部までこだわり抜いたデザインを採用しています。

WORKS 冷凍冷蔵庫 - インタビュー風景

広がりを感じさせる水平基調デザイン

庫内を広く見せるため、「ホリゾンタルデザイン」という考え方を採用しました。庫内の仕切りや段差を可能な限り排除して全てを水平基調で設計しています。さらに、壁面を極限まで薄くすることで内部空間を最大限に確保。実際の容量増加だけでなく、視覚的にも庫内の広がりを感じられるすっきりとした空間を実現しました。
外観についてもキッチン周りのインテリアとの調和を意識し、ホリゾンタルデザインに基づいたシンプルで直線的なデザインを採用しています。

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深みのある黒を追求

従来のフロストガラスでは、難しかった深みのある黒色を、「ダイヤモンドフロスト」という加工されたガラス素材の採用により実現しました。通常、フロストガラス越しに黒色表現をすると白くくすんでしまうのですが、多面体の粒を敷き詰めたような特殊な加工により、遠目からはフロスト調でありながら、近くで見ると奥行きのある深い黒の色合いを表現できました。

黒曜石をイメージした理想の黒の深み、質感を目指してさまざまな面材や加工の試作を重ねた結果、独自の仕上がりに到達できました。

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収納性と清掃性を追求したユーザビリティ

チルドケースは上下2段構造となっていて、上段は全面的に透明ガラスを採用し収納物を一覧できます。下段は左右に分割することで、片扉の開閉のみで取り出せる構造に改良しました。異なる食材を左右別々に保存できることで、におい移りを防ぐ効果もあります。

WORKS 冷蔵庫 - インタビュー風景

使い切り野菜ボックスは従来のサイズを維持しながら使いやすさを追求しました。以前は両側をロックする機構を採用していましたが、今回、保存性能はそのままに片手で簡単に開閉でき開けた時にフタが自立する新しい構造に変更。更に使いやすさを向上させました。デザイン面では、角を丸く仕上げることで、掃除がしやすく、抱えたとき手に馴染みやすいようにしています。

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冷蔵室の扉にタッチオープンを採用しているほか、野菜室や冷凍室などその他の扉には清掃しやすい「行き切り(持ち手部分の左右両端が解放されている)」ハンドルを採用しました。さらに野菜室は引き出しが重くなりがちなため、ハンドル飾りパーツの奥側に指が掛かりやすい形状に改良。その結果、力が入りやすく、開けやすさが向上しました。

また、従来品と比べてハンドル上の飾りパーツを3mmほど薄型化し、よりスマートで洗練されたデザインを実現しています。冷凍室や製氷室は比較的低い位置にあるため、扉下部にはえぐり形状を採用しました。これにより、深くしゃがまなくても自然に手が入るようになり、引き出し時の体への負担を軽減しています。

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