洗濯機の選び方
洗濯機の種類をチェック

洗浄方式

洗い方は違っても洗浄力は同等です。

ドラム式 たたき洗い

ドラムの回転・反転により、たたいて押して汚れを落とすたたき洗い方式。
節水性
ドラム槽に少量の水をためて衣類をたたいて洗うので、タテ型よりも大幅に節水。
特長
少ない水で洗剤を溶かすので洗剤の濃度が高く、皮脂汚れに強い。

ドラム式で上手に洗濯するには

  • タオル等はパイルが寝て、ゴワつくことがあります。乾燥機能を使うと風合いが戻ります。「とっても柔らかコース」等をお試しください。
  • 少ない水で洗うため、汚れや染料の濃度が濃くなり、黒ずみや色移りが目立つことがあります。柔軟剤の入れすぎは黒ずみの原因です。洗剤、柔軟剤は適正量入れてください。色物は分けて洗ってください。
  • 粉石けんは使えません。洗剤はコンパクト合成洗剤、液体合成洗剤をお使いください。
  • 3kg以上の毛布を洗うときは別売の洗濯キャップをご使用ください。

タテ型 かくはん洗い

パルセーターによる強力水流で衣類全体をもみ洗う、かくはん洗い方式。
節水性
洗剤液を循環させて洗うので、節水。
特長
洗濯物同士をこすり合わせて洗うので泥などの固形汚れに強い。

タテ型で上手に洗濯するには

  • パルセーターでかくはんして洗うので、衣類の傷みやからみはドラム式より多くなります。デリケートな衣類などは、ネットに入れて洗ってください。

乾燥方式(洗濯乾燥機)

省エネ性が高いのは、ヒートポンプ乾燥方式です。

※乾燥性能を十分に発揮するため換気をしてください。

ドラム式 ヒートポンプ除湿乾燥

湿気を含んだ空気をヒートポンプで除湿して機外へ排水。乾いた温風で衣類を乾かす。

省エネ性
ヒートポンプで効率良く熱交換するので、ヒーター式よりも大幅に省エネ。乾燥時に冷却水は使わない。
仕上がり
ドラムの回転・反転により、衣類全体に温風をあてるのでシワやからみを抑える。低温風なので衣類の傷み・縮みが少ない。
使い勝手
槽内の温度が上がりすぎないから、乾燥中でもドア開閉ができる。

衣類のシワや縮みを防ぐには

  • シワの気になる衣類は量を減らして乾燥してください。
  • 脱水後、いったん衣類を取り出してシワを伸ばしてから乾燥してください。

写真はヒートポンプ除湿乾燥標準コース(3kg)で乾燥した衣類です。

タテ型 ヒーター式

ヒーター式 ハイブリッド乾燥
(水冷除湿+外気仕上げ)

ヒーター乾燥しながら冷却水で除湿(水冷除湿)。外気の取り入れ、排気も組み合わせることで、効率よく乾燥。

ヒーター式 水なし乾燥(排気タイプ)

ヒーターで加熱、湿気を機外へ排気。乾燥時に冷却水は使いません。

省エネ性
ヒーターで温度を上げるので、ヒートポンプ方式よりも電気代がかかる。
仕上がり
パルセーターの回転により、衣類を上下に入れ替えて乾かすので、ドラム式よりシワが多くなる。熱による衣類の傷み・縮みが起きやすい。
使い勝手
槽内の温度が高くなるから、安全のため、乾燥中にドア開閉ができない。

衣類のシワや縮みを防ぐには

  • AW-12VP3、10VP3は乾燥切替「タイマー」で、8VM3は「アイロンコース」で乾燥した後、吊り干ししてください。やや湿気を残した状態で終了するので、シワ、縮みを抑えます。
  • シワの気になる衣類は量を減らして乾燥してください。
  • 脱水後、いったん衣類を取り出してシワを伸ばしてから乾燥してください。

写真はヒーター乾燥標準コース(3kg)で乾燥した衣類です。

タテ型洗濯乾燥機、全自動洗濯機(インバーター洗濯機)、全自動洗濯機の違い

タテ型の洗濯機にはタテ型洗濯乾燥機、全自動洗濯機(インバーター洗濯機)、全自動洗濯機があります。

タテ型洗濯乾燥機

ヒーター式の乾燥機能がついたタテ型洗濯乾燥機です。
インバーター制御によりモーターの回転速度を状況にあわせて変化させ消費電力、運転音を抑えます。

全自動洗濯機(インバーター洗濯機)

インバーター制御によりモーターの回転速度を状況にあわせて変化させ消費電力、運転音を抑えます。

全自動洗濯機

洗い、すすぎ、脱水の行程を自動で行います。

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